上越市立水族博物館 うみがたり

新潟県上越市にある水族館です。「うみがたり」はマゼランペンギンの飼育数が日本一!生きも…

上越市立水族博物館 うみがたり

新潟県上越市にある水族館です。「うみがたり」はマゼランペンギンの飼育数が日本一!生きものについて、お仕事について綴ります。 公式WEBサイト:http://www.umigatari.jp/

最近の記事

フタバ 祝1歳!!

皆さんこんにちは!海獣類チームのSです。 フタバは3月11日で1歳の誕生日を迎えました。フタバ誕生日おめでとう! 産まれてからもう1年も経ったなんて…。月日が過ぎるのは本当に早いものです。 無事この日を迎えられることができて飼育員一同とても嬉しい気持ちでいっぱいです。 本日はフタバの誕生日ということで生まれた頃からの1年の記憶を振り返っていきたいと思います。 「うみがたり」初の子獣昨年9月頃に妊娠を確認してから半年、ついにこの日がやってきました。 産まれるまでは今か今か

    • のとじまのマゼランペンギンの近況報告

      皆さんこんにちは。海獣類チームのSです。 当館では、令和6年能登半島地震の影響による、石川県「のとじま臨海公園水族館」の要請に応じ、1月31日(水)にマゼランペンギン11羽を受入れました。 受入れ後、「のとじま水族館のペンギンは元気ですか?」と多くの声を いただきましたので、今回は、搬入から今現在までの様子をお届けします。 ニュースなどで報道されているとおり、令和6年1月1日、石川県の能登半島を中心とした大きな地震がありました。震源に近い「のとじま臨海公園水族館」は被害

      • 推しの子

        魚類チームのIです。 うみがたりには1か月ごとに展示が変わる水槽があることをご存知でしょうか?その名も「マンスリー水槽」です。 マンスリー水槽のテーマは「飼育スタッフの推し生物」となっており、毎月魚類チームのスタッフが持ち回りで、水槽や解説をつくっています。 その為、展示生物も様々。魚類はもちろんのこと、甲殻類や棘皮動物、更には植物が展示されることも…。 皆さんに少しでも展示生物のことを知って頂きたいという思いのもと、クイズを作ってみたり、生物の写真を立体にしてみたり

        • 運営のおしごと

          運営スタッフのTです。 いつもは生きものに携わる話をしていますが今回は、運営スタッフの仕事についてご紹介します。 運営スタッフは文字通り、水族館の運営に関わる仕事をしています。 営業や広報活動など様々ありますが、お客さまと接する仕事では、入館券を販売する窓口や改札、イベント案内を行っています。 また、チラシ設置・整理や落とし物の確認など来館したお客さまが安心して館内を楽しめるよう、サポートを行うのも運営スタッフの仕事の一つです。 この時期、「うみがたり」の館内はクリスマス

          水処理の「み」

          設備チームのOです。 今回は水族館の心臓ともいえる「水処理」についてお話しします。 皆さんは水処理という仕事をご存じですか?簡単に説明すると、生きものを飼育している水槽の水を管理している仕事です。 今日はこの仕事の一部を3つの項目に分けて、ご紹介していきます。 【 点検 】 前日の業務終了後から朝にかけて、どのくらい ろ過器(水槽の汚れをこし取る設備)内の汚れがたまったのかを確認します。 バックヤードの各ろ過器についている圧力計や流量計を目視で確認し、表示している数字を点

          「うみがたり」のおじいちゃん

          皆さんこんにちは!海獣類チームのYです(:³っ)3 今回は、当館のおじいちゃん的存在であり、国内飼育最高齢のゴマフアザラシ「ジロー」について、ご紹介します。 【ジローのプロフィール】 誕生日:1983年3月25日(40歳) 出身:旧上越市立水族博物館 趣味:日向ぼっこ、昼寝 性格:頑固そうな見た目をしているが、意外と穏やかでマイペース 好きな魚:アジ(ほかの魚も好き) 今年2023年5月、日本動物園水族館協会に加盟する水族館・動物園のゴマフアザラシの中で最高齢となりました

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          見つけたらラッキー!?レアなミズクラゲ

          皆さんこんにちは!最近、ぬい撮りにハマっている魚類チームのJです♡ まだまだ残暑きびしい9月、皆さんは9月といえば何を思い浮かべますか? 私は、お店の陳列棚やメニューを見て、お月見の季節だな~。などと感じます。 そこで、今回は私が担当している生きもの、漢字で「海」の「月」と書く「クラゲ」についてお話します。 ご紹介するのは「ミズクラゲ」! クラゲと言ったらこの種類を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか? 海水浴でも目にする機会のあるミズクラゲですが、そのなかには飼育スタ

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          イカを推してみなイカ!?

          皆さんこんにちは!魚類チームのMです! 突然ですが、皆さんは「イカ」お好きですか? 食べるのが好きな方、釣るのが好きな方、見るのが好きな方、はたまたそんなに興味がない方、さまざまだと思います。 そこで、イカを愛する方はもちろん、まだイカの魅力にハマっていない方に向けて、今回のnoteでは「うみがたり」で飼育・展示を行なってきたイカたちを紹介し、皆さんをイカの虜にしたいと思います! まずご紹介したいのが「腕」! 「足」と呼ばれることもありますが、餌を掴んだりするときに

          イカを推してみなイカ!?

          ゴマフアザラシのおはなし その2

          こんにちは。 前回に引き続き、海獣類担当のYです。 さて、皆さまお待たせしました。子獣について前回の続きをお届けします! 前回は誕生からホワイトコートが抜けるまでを語りましたが、今回はプールデビューから現在までをより熱く語っていきます! ゴマフアザラシの子育て期間は2~3週間ほどです。 その期間が終わると“離乳”となり、成獣と同じく魚を食べ始めます。 生後1か月経った4月上旬。 人の手から魚を食べる練習を始めました。これがなかなか手ごわい!自発的に食べてくれるように

          ゴマフアザラシのおはなし その2

          ゴマフアザラシのおはなし その1

          うみがたりで働き始めてもうすぐ6年目になる、海獣類担当のYです。 今回は、ゴマフアザラシの子獣についてご紹介しようと思いましたが、書きたいことが多すぎる…!ので、2回にわたってお届けします。 と、その前に現在、当館の2F「ふれんどプール」にて子獣の愛称募集を行っております。ぜひ子獣の可愛らしい姿を見て、愛称を考えてみてくださいね!たくさんのご応募お待ちしております! では改めて…。 まずは、ゴマフアザラシの子獣のプロフィールから! 【誕生日】2023年3月11日 【性別

          ゴマフアザラシのおはなし その1

          推し魚「コブダイ」

          こんにちは! 最近は他園館のチビーバー(ビーバーの赤ちゃん)にメロメロな魚類チームのKです。 さて、皆さまには推している(特に好きな)生きものはいますか? 「うみがたり」が『推し魚』として紹介したいのが「コブダイ」です! コブダイはタイの仲間ではなく、ベラ科の魚で、成長するとメスからオスへと性転換する特徴があります。 コブダイは新潟県が面する日本海にも分布していて、なかでも佐渡島ではダイビングをすると大きなオスに遭遇することができます! 上の画像は、佐渡島の海でダイビ

          うみがたり「note」はじめました!

          はじめまして! 新潟県上越市にある「上越市立水族博物館 うみがたり」広報担当です。 このnoteを通して、「うみがたり」の魅力や生きものと関わるスタッフの お仕事などさまざまな情報を発信していきます。 初めての投稿となる今回は、「うみがたり」について、3つの項目に分けて簡単に紹介します。 日本海がテーマ 当館は日本海に生息する水生生物をメインに、 約300種4万5,000点の生きものを飼育しています。 「うみがたり大水槽」は、上越沖の地形を1/10,000スケールで再

          うみがたり「note」はじめました!