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のとじまのマゼランペンギンの近況報告

皆さんこんにちは。海獣類チームのSです。

当館では、令和6年能登半島地震の影響による、石川県「のとじま臨海公園水族館」の要請に応じ、1月31日(水)にマゼランペンギン11羽を受入れました。

受入れ後、「のとじま水族館のペンギンは元気ですか?」と多くの声を
いただきましたので、今回は、搬入から今現在までの様子をお届けします。

ニュースなどで報道されているとおり、令和6年1月1日、石川県の能登半島を中心とした大きな地震がありました。震源に近い「のとじま臨海公園水族館」は被害が大きく、生きものたちが生活する環境を維持することが
困難になり、地震後多くの生きものが全国各地の動物園や水族館に移動しました。

当館でも、マゼランペンギンの受入れ要請に応じ、1月31日の朝、「のとじま臨海公園水族館」へと向かいました。

マゼランペンギンは、約4時間の道のりを経て当館に無事到着し、バックヤードの飼育スペースに搬入しました。

搬入した直後は少しソワソワした様子でしたが、しばらくするとプールで泳ぐ様子も見られてほっと一安心です。

次の日からは給餌も開始しました。
全羽が餌を食べることを確認。むしろ食欲旺盛!すごい意欲…!!
さらに一安心しました。
ですが、中には餌の食べ方に少し癖があったり、落ち着いて餌を食べることが苦手な個体がいたり…
まだ上越に来て半月程ですが、個体ごとの特徴が見えてきた気がします。

どのようにしたら食べやすいのか、どのようにしたら落ち着いて食べられるのか。今後も、マゼランペンギン寄り添ってより良い環境をつくっていきます。

この記事を書いている私も数か月前に海獣類チームの一員になったばかり。
ペンギンたちから教わることがとても多くあります。
生きものは私たちにさまざまな事を教えてくれる先生のような存在だなぁとしみじみ。

のとじまのマゼランペンギンたちは今日もプールで泳いだり、掃除する飼育スタッフにちょっかいをかけたり、リラックスして寝たりと思い思いに暮らしています。
そして、マゼランペンギンたちの大きな声がバックヤードに響き渡っています!

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