こんにちは ミツバです!
2024年3月に誕生したゴマフアザラシの子獣の愛称が決定しました!
愛称は「ミツバ」です。
今回は、ミツバが誕生してからのおよそ半年間を振り返ります。
ミツバの誕生
まずは、ミツバ誕生時のお話しから。
誕生日:2024年3月24日
体重:11.58kg
体長:82cm
性別:メス
母獣:ナノハ 父獣:ジロー
母獣のナノハは、前年のフタバに続き当館では2頭目の出産でした。そのためか、生まれてすぐにミツバを自身の方へと引き寄せて、母乳を与える様子も確認できました。
画面越しではありますが、来館したお客さまに2頭のようすをご覧いただけるよう、バックヤードでの様子を館内にてライブ映像でお届けしました。
たくさん母乳を飲み、すくすくと成長するミツバ。
実は1か月ほどで体重が42kgまで増加したときもありました…!
あまりの体格の大きさに、子獣と母獣を見間違えるフタッフもちらほら…。
これも二児の母、ナノハの子育て上手ゆえだったのかもしれませんね!
初めての魚
ゴマフアザラシのエサは、アジやサバなどの魚です。
母乳でグングンと大きく成長したミツバは、魚を食べるステップへと進みます。しかし、簡単に魚を食べてもらえるわけではありません。
ミツバにとってみれば、魚は未知の生物!
警戒心MAXで小魚と対峙します。
ミツバに立ちはだかる難関は、飼育スタッフにとっても難関です。
プール内に小魚を入れて興味を惹かせたり、切り身をあげてみたり…。
様々な試行錯誤と難関を乗り越え、ミツバのエサは母乳から魚へと切り替わりました!
デビュー
7月10日、ついに展示エリアへデビュー!
最初はミツバが緊張しないよう、おっとりと泳ぐ父獣ジローとの2頭展示からスタートしました。
飼育スタッフが見守る中、子獣は意外にも臆することなくプール内を泳ぎ回り一安心!
泳ぐジローを追いかけて尾ビレにちょっかいをかけてみたり(フタバの行動と一緒👀!)、プール底にあるタイヤをくぐってみたりと、さまざまな物に関心をもちます。
お客さまにも興味津々!
手を振ったりハンカチをヒラヒラさせると、追いかけるところも見られ、お客さまをメロメロにしています♡
愛称の決定
9月14日~10月14日の1か月間、愛称の投票をおこないました。
愛称はスタッフが考えた5案「ツバキ」「ハロ」「ミツバ」「ロナ」「アオイ」の中からお客さまに投票していただく方式です。
総数5,844票もの投票をいただき、その内1,412票を集めた「ミツバ」に決まりました!
そして11月1日。集まった約30名のお客さまが見守る中でミツバがヒモを引っ張り、愛称を発表しました。当日はインスタグラムでのライブ配信も実施し、約90名の視聴者さまからお祝いのコメントをいただきました!
見分け方
ここで、姉フタバと妹ミツバの見分け方を紹介!
一番わかりやすい見分けポイントは「ゴマ模様」です。
フタバと違い、眼の下にも大きなゴマ模様が入っているのが分かります。
体色が違うように見えますが、日によって青みがかったグレーだったり、赤茶色にみえたりするので見分けるポイントにはなりません。
しかし、これで皆さんもすぐに2頭がどちらなのか分かるはず!
ぜひ当館に遊びに来た際には、
2頭を見分けて「ミツバ」と呼んでみてくださいね!